R・TW-11 大阪万博の異様なキャラクター

 まるで腸ねん転のバケモノである。それは、すべてを集約、象徴もしている。あの目玉は、右顧左眄、虎視眈々、それでいて焦点の定まらないような目であるが、腸自体は勝手にものに絡みつくものだから、すぐに腸ねん転を引き起こす。それもやがて常態化して、カンフル剤頼み、それでも欲望の赴くまま動くものだから腸はさらに大きな痙攣を起こし目玉を白黒させ、黒目をどこぞに落としていることさえ気が付かないといった異様な風情である。目にするたびに思う、これは腸ねん転のバケモノだと。そして今、思うことは、早くこのバケモノが消えてくれないかということである。それは、ある時代の終焉ともなるだろう。それは確実に近づいている。もし、このバケモノを作った人間が、自分は気の利いたものを作ったと思っているのだとしたら、相当のアホである。これは、それを許可した者たちの映し鏡でもある。よく見るまでもなく、どこを取っても芸術的センスの欠片も理解も持ち合わせていない金の亡者たちの映し鏡である。この取り留めのない腸ねん転のバケモノは、それ自体、図らずも今までの負の軌跡を如実に物語っているのである。これに共感を持つものは感性そのものが狂っているか、ウソをついているか、基幹的な知性が欠如している。「人は好き好き」などと言っていられるレベルの話ではなく、それは民度が著しく低下している証にもなっている。気が付かない?それが「民度」の怖さ。

 今後は、電通、吉本などがステマ、バンドワゴン効果、ウィンザー効果をフル活用し、大衆誘導を図ることであろう。いかに騙し、騙されていくか見ものであるが、それは戦争に導く手法と同様で、陳腐である。できれば、その前に血税が湯水のごとく使われるのを何とか止めたい。埋没コスト云々?それで先の大戦で何人殺したのか?やめることで、被害を最小限に抑える、それによって、救われるものもあり、助かる命もある。しかし、バカバカしいほど醜いキャラクターである。その映し鏡にどうして将来の日本の経済状態が見渡せる。バカも休み休み言え。

            2023 12/1

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