インドの「ロックガーデン」を創ったネック・チャンドの生き方そのものに「芸術」に携わる者にとって不可欠な創作姿勢の根幹部分の様相を具体的に見せつけられる思いがする。最近では彼の動きの一部始終が連続したフラッシュバックで甦… 続きを読む 44.ネック・チャンドへのオマージュ
カテゴリー: メッセージ
43.「現実世界」の奇々怪々
「現実」というものがほんとうの意味で視野に入ってくると、すなわち現実世界が見えてくると敢えて他人が創りだす「虚構」などほとんど必要としなくなる。この「現実世界」の様相はミステリー、前衛劇などよりもはるかに奇々怪々として… 続きを読む 43.「現実世界」の奇々怪々
42.ポワロは「ボケ老人」になったのか
もちろんアガサ・クリスティのエルキュール・ポワロが「ボケ老人」というわけではない。また主演のデヴィッド・スーシェが「ボケ老人」というわけでもない。日本語版吹き替えの「声優」のことである。何もかもアニメの「ノリ」では困る… 続きを読む 42.ポワロは「ボケ老人」になったのか
41.無始去来ー碧落に百日紅(ひゃくじつこう)ー
ー無始去来ー 碧落に百日紅あり 千年の木陰に坐し、無始去来 見上げれば 柘榴(ざくろ)の実 節くれ立つこと 巌のごとく 幹うねること 糾える縄のごとし 朽木にあらず 老木にあらず 樹間の涼風 柘… 続きを読む 41.無始去来ー碧落に百日紅(ひゃくじつこう)ー
40.碧空に遠雷
碧空に遠雷 わくら葉に文記し 文鎮に川原石 啼鳥 遠雷 なお碧空にあり … 続きを読む 40.碧空に遠雷
39.Bonne nuit au langage
Adieu mon ami(さらば、友よ)というのはいつでも現実的にあり得るが、「Adieu au langage」(「言語よ、さらば」)となるとそうはいかない。ゴダールの「言語よ、さらば」という映画はいつか観る日を楽… 続きを読む 39.Bonne nuit au langage
38.カンヌ映画祭のゴダール
「言語よ、さらば」(原題)で映画監督ジャン・リュック・ゴダールは今年のカンヌ映画祭で審査委員賞を受賞した。ヌーヴェルヴァーグの騎手も83歳であるが、矍鑠(かくしゃく)としているというより,内に嚇灼(かくしゃく)としたも… 続きを読む 38.カンヌ映画祭のゴダール
37.「日本語吹き替え版」ですべては台無し
「日本語吹き替え版」の質の悪さについては以前にも取り上げているが、役者でもない者が外国のそれも一級の役者の台詞の吹き替えなどできるわけがないのである。声質が合わないことも然ることながら、多くは何を言っているのか聞き取れ… 続きを読む 37.「日本語吹き替え版」ですべては台無し
36.手をこまねいている内に
事に臨んでいつまでも手をこまねいていれば、いざ動かす段には手も足も動かなくなっている。自家の火を対岸の火のごとくにしか感じられなくなっているのも視覚、聴覚が「迷走」させられているともいえる。もはや火の粉が降りかかったと… 続きを読む 36.手をこまねいている内に
35.パコ・デ・ルシアの死
パコ・デ・ルシアが滞在先のメキシコで心臓発作のため亡くなったそうである。66歳であった。彼はその奏法、スピード、キレにおいても他の追随を許さないフラメンコギタリストであった。そして、何よりも「今」を生きていた。それは「… 続きを読む 35.パコ・デ・ルシアの死