R・TW-5 全編ワンカット撮影

 先日、たまたま全編ワンカット撮影の映画を観ていて、その時間の「流れ方」にほっとしたというより、様々なことが確認できたといった方がよいかもしれない。その時間の流れ方から生じる「間」とアングルに触発されたイマジネーションが… 続きを読む R・TW-5 全編ワンカット撮影

R・TWー4 うろ覚えの映画「教祖誕生」

新作映画で話題を提供している北野武監督であるが、1993年に「教祖誕生」を北野組のスタッフで映画化したものがあったはずである。今あの映画を流せばタイムリーであろうと思われるが、なぜかどこも怖がって(?)流さない。内容的に… 続きを読む R・TWー4 うろ覚えの映画「教祖誕生」

R・TW-3 総じて日本のエンタメはキッチュ

 「ジャニーズは学芸会」、「日本のお笑いはオワコン」と茂木健一郎が言うまでもなく、日本のエンタメは総じてキッチュで見るに堪えないものばかりである。彼は「正直」なだけである。そのような彼の発言に対して、大物ぶってしたり顔に… 続きを読む R・TW-3 総じて日本のエンタメはキッチュ

161.JAPAN’S CHOICE

「日本の選択」と題して、「長年の平和主義を捨て去り、自国を軍事大国にすることを望んでいる」と米誌タイムは報じた。何度も言っていることではあるが、「言っていること」ではなく、「やっていること」を見れば当然の帰結なのである(… 続きを読む 161.JAPAN’S CHOICE

ブラックジョークそのもの (R・TWー2)

 西村博之について、「昆虫の足を引きちぎって楽しんでいる子供のような人間」と評し、さらに「こんな人間が世の中にいるということを日本人に教えたかった。今は『ひろゆき』のような人たちばかりでしょ」と語る川上量生(ルポライター… 続きを読む ブラックジョークそのもの (R・TWー2)

忘却のジャーナリズム (R・TWー1)

ジャーナリズムの役割も「忘れて」、SNSについて物申す風な恰好付け方は見苦しい。確かにSNSについては様々な問題があるが、要は大手メディアがジャーナリズムの役割をきちんと果たしていないことにも要因がある。今ここで、茶坊主… 続きを読む 忘却のジャーナリズム (R・TWー1)

159.国際刑事裁判所の判断の妥当性と効果

 結論から言えば、国際刑事裁判所(ICC)の判断は賢明である。ロシアのプーチンに対して逮捕状が出たことで締約国124ヵ国も共通の確認、認識がさらに補強されたことであろう。いくら大国であろうと周辺国の民衆の「思い」、「感情… 続きを読む 159.国際刑事裁判所の判断の妥当性と効果

158.忘却は魔手

 忘却は魔手ということを忘れるべきではない。実際、忘れさせようとする策謀はそこかしこに見える。そして、都合の悪いことはすべて責任転嫁である。忘却は悪の温床であると同時に各自を知らず知らずのうちに緩慢なる自死に導く。希望的… 続きを読む 158.忘却は魔手