57.要するにすべての既得権益自体が問われている

 根本的なことが問われているということは、言ってみればすべての既得権益自体が問われているということでもある。それについての徹底的な検証、あるいは解体ということが問題となるべきで、それ以外のいかなる保身ももはや通用しないと… 続きを読む 57.要するにすべての既得権益自体が問われている

79.瀟洒な一軒家での餓死

 都市のど真ん中での餓死、それもさもそれらしき所で起こったことではない。知り得る限りのその内情は、夫の死後、妻は月5万円程の年金と残された預金で食いつないできたが預金も底を突き、いよいよ年金だけとなったが5万円ではとても… 続きを読む 79.瀟洒な一軒家での餓死

投稿日:
カテゴリー: 五叉路

56.根本的なことが問われている時に

 根本的なことが問われてい時に、すべてが皮相的領域で滑っているにも拘らずあたかも核心部分を突いているかのような世の動きを見ていると滑稽でさえある。  「そんなことはわかっている」というを言葉をよく見聞きするが、わかってい… 続きを読む 56.根本的なことが問われている時に

77.感情的言語の呪縛性と進行・沈潜度

 言霊などという名辞を出さずとも、感情に身を委ねて発した言葉がその人間を執拗に呪縛することなどは周知の事実でもあろう。そして、一旦でき上がってしまった感情の伝達回路は自律神経系のごとく自分の意志ではとても修正できるもので… 続きを読む 77.感情的言語の呪縛性と進行・沈潜度

投稿日:
カテゴリー: 五叉路

76.緑道にて

 ー緑道にてー 老人の杖がせわしなく 風媒花を揺する ハーモニカを吹きながら 初老の男が通り過ぎる マスクをしたまま 歌いながら歩く 往年のソプラノ歌手 主を振り返ることもない 機械仕掛けのような老犬 大きな犬を連れた小… 続きを読む 76.緑道にて

投稿日:
カテゴリー: 五叉路