R・TW-7 今年の「サマータイム」もまた

今年もまた、「サマータイム」はジャニス・ジョプリンであった。そこに、いつの間にか、忌野清志郎が飛び入り参加、「サマータイム ブルース」が響き渡った。原発再稼働、原発廃水の海洋投棄、このままでは清志郎も成仏できずに現れたのか。

※5月時点で、東京電力がメバルを調査した結果、日本の規制値の180倍も上回る放射性セシウムが検出されている。「風評被害」とは何だ?明らかに怪しげなことをし続けている結果であろう。

恐ろしい照明の中、立ち現れた清志郎、すさまじい音が渦を巻き、長い衣装が下手から上手に流れる。

これは清志郎の新曲?はたまた神曲?・・・

〽「飲んでも大丈夫」そう言ってたのは誰だ?

そこまで言うなら、飲んでもらおーか、プロトニュームにセシウム ストロー付きだぜ、ストロンチューム、イェー!

「それは勘弁して下さい」って、それじゃ話は違うぜ、

自分は飲まずに 人にはすすめる、そんなのありかオッサン、じーさん、ネーさん、オバはん

悪い冗談、顔だけにしとけ、ふざけるな、イェー

まだまだ続くぜこのロック (ギターソロ)

国益、コクエキ、コクエキ優先、人の命も二の次で、人の権利も踏みにじり、国益掲げりゃ何でも通ると思うな、自分だけ、

お笑い使って、原発音頭の馬鹿踊り、同じアホなら踊らにゃ損損、いつまでやってる亡国音頭、亡国国益、コクエキボウコク、戦争は平和、平和は戦争、止めろ、止めろ、とにかく止めろ、stop stop stop

yamenakya boukoku   yamenakya boukoku それでいいのか、いいわけねーよ、stop!

ーカットアウトー

           2023 8/21

2023 8月24日午後、 政府と東電は、福島第1原発「汚染水」の海洋放出を開始した。最悪の選択肢を選び決行した。なぜ最悪の選択肢なのか、少しでも調べたことがある者ならすぐにわかること。そもそも「原子力工学は純粋科学ではなく、技術を応用し社会に役立てる実学であり、原子力を繁栄させることを目的とする人間が集まる。したがって、原子力推進派ばかりになり、警鐘を鳴らす学者は減る。年間何千億円という研究費で潤い、異常に金回りがよく、金で動くほうに流される研究者も多い」因みに、推進派の巣窟は東大で、反対派に対する嫌がらせも多いらしい。

「放出後、東電や国などが海水のトリチウム濃度を定期的に監視します」(福島中央テレビ)などと言っているが、東電と国が監視?誰がその監視を信用するのか?検査対象はトリチウムだけではないのである。また「風評被害『対策』?」?いつまで「風評被害」などという欺瞞的言葉で欺くのか?何かあれば、また御大層な肩書の原発推進の「専門家」を連れてきてもっともらしい言説を垂れ流すのであろう。

他国の原発からもトリチウムはでているが、福島のメルトダウンデブリの核汚染水とはまったく質が違うのである。今でも福島原発事故の実態がまるで分っていない者も多いようだ。さらには、IAEAが実際何をしたかもわからず、その「お墨付き」で安全が科学的に立証されたがごとく思っているオメデタイ者いるようだ。

どちらにしても、やがて海外から物的証拠を突きつけられるであろう。

 

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