大阪万博にイスラエルが正式参加することを政府が認めた。「いのち輝く未来社会のデザイン」という会場に血に塗られたイスラエルがそのまま入り込んできた格好だ。そもそもこの会場自体がすでに怪しげな、危うい所というのが常態化、常識化されているのであるから、いかに血に塗られた国であろうが問いただす者もなく、それ程その必要性も感じていないのであろう。どちらにしても、この大阪万博は様々な意味でこの時代の可視化された悪しき「歪み」を悉く現出しているといってもよい。これは末代までも日本の恥部として語り継がれることだろう。もはやどのように取り繕ったところで、その破綻は隠し切れない。このまま突き進めば、それこそ「インパール」である。さらにあの万博会場は、可燃性ガス爆発がどこでも起こり得るというから、わずかなことでインパールそのものとなる可能性もあるということである。
この大阪万博は、能登半島震災の関係も含めて、飾り立てれば立てるほど人間の愚かさの極みの表象となって立ち現れる。「いのち輝く未来社会のデザイン」?どこが?土台そのものが危ういところに、いのち輝く?ウソでしょ、未来社会?それ悪夢でしょ、デザイン?薄っぺらな画餅・・・
※4月13日以降は違約金は倍の844億円となる。立ち止まる勇気のある者は皆無のようだ。いざとなれば、牟田口よろしく逃げ出し、雲隠れか。
ほんとうにろくでもないことをしてくれた。
2024 4/4