喜んでいる顔ぶれをみればすべてはわかる。もちろん太鼓持ち、幇間の類はどうでもいい。大方の一般庶民には何のプラスにもならない。むしろその反動の方がこわい。経済波及効果?いざとなれば「仮定のことは何も言えない」と言う者たちが、その波及の試算について何を根拠に割り出したのか、そしてその利潤はどこに流れるのか?そんな実態も明確に捉え切れない「さざ波」に巨額(税金)を賭けて浮かれている様は、家族のことも顧みない無謀な博徒に等しい。結果、黒字赤字さえ不明のままに、また自分たちだけに都合の良いように持って行くつもりなのであろう。この先数年、この作られた「夢」、「希望」を煽る者、殉じる者とは一体どのような者たちなのか。すべては「持って行かれる」だけであろう。本来、夢も希望も一人一人が自分自身で編み出すものである。
2018 11/25