63.クレープマートルは天空に映えて

 8月、私はラベンダーとクレープマートルに囲まれたところにいることが多かった。そこには葉桜となった染井吉野の巨木もいくつかあった。外に出ると必ずといっていいくらいに同じ葉桜の老木の前で腰を下ろす。そこから見える白、桃色そ… 続きを読む 63.クレープマートルは天空に映えて

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62.再びフランソワ・ラヴォー氏のこと

 2009年10月、パリで演劇を通して再会したフランソワ・ラヴォー氏のことについてはカテゴリー「五叉路」の(11)に詳しく載せている。彼はフランスを愛し、自由を愛し、文化をこよなく愛する典型的なフランスのインテリゲンチャ… 続きを読む 62.再びフランソワ・ラヴォー氏のこと

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61.「ロス・ガジョス」も相も変わらずーフラメンコの表皮ー

 「ロス・ガジョス」はスペインの老舗のタブラオである。ある旅番組で「本場スペインのフラメンコ云々」と例によってお決まりの解説らしきものと同時に現れてきたのが「ロス・ガジョス」のフラメンコである。相変わらずと言うよりさらに… 続きを読む 61.「ロス・ガジョス」も相も変わらずーフラメンコの表皮ー

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60.「酒中の忙」

 「酒中の忙」とは漱石の漢詩に出てくる。 幽居 正に解す酒中の忙 華髪 何ぞ須いん酔郷に住むを  すなわち、静かな生活を送っていると酒席,杯事のうっとうしい慌ただしさがよく見えてくる。白髪が出てくる歳になってまでそんな「… 続きを読む 60.「酒中の忙」

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59.「五七五」のすさび

 最近、俳句形式の筆のすさびに新たな意味づけをして活用しているのをよく見かけるが、私が10年程前にある俳人から頼まれて寄稿した文章の中にすでにその原型ともいうべきものはある。具体的な活用方法は俳句というより「五七五」の言… 続きを読む 59.「五七五」のすさび

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58.この道は 一期いまだし とぞ覚ゆる   ー魯孤ー

世中を捨てて捨てえぬ心地して 都離れぬ我身なりけり   捨てたれど隠れて住まぬ人になれば なお世にあるに似たるなりけり                                  白洲正子氏は、… 続きを読む 58.この道は 一期いまだし とぞ覚ゆる   ー魯孤ー

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57.分け入っても 分け入っても・・・

 「分け入っても 分け入っても 青い山」、誰でも知ている山頭火の句である。山頭火にしても、「咳をしても一人」の尾崎放哉にしても自らある境涯に身を置かざるを得なかった者の偽らざる真情の吐露があることは誰も否定し得ないことで… 続きを読む 57.分け入っても 分け入っても・・・

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55.日本の「コピペ」文化

 日本の大学生の卒業論文、大学院生の修士論文などの多くは引用、孫引きで構成されていると言ってもよい。しかしそこには出典が明確に記されているはずである。それで指導教授もよくぞこれだけ読み、構成したとばかりに評価するのが一般… 続きを読む 55.日本の「コピペ」文化

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