巫女に見放されるような「政党」など政(まつりごと)を行う資格はないということではないのか。「自民党は嫌いです」と言ううら若き乙女の直観は正鵠を得ている。策士がまんまと自ら仕掛けた罠にはまったということであろう。気の利いたことをやろうと思ったのであろうが自ら墓穴を掘ったということでもある。祭政一致の世であれば、巫女に否定された権力(「政党」)などは決定的な終焉の時を迎えることになるが、現在でも、そのまま通用する「乙女の直観」である。それは既得権益で泥まみれになった詭弁を弄する者たちより格段の真実性を帯びている。
どちらにしても、この「政党」にとっては不吉な「お告げ」になろう。
2016 3/24
追記:「いやな流れだ。政局においてこういうことが、ままあるんだ。誰が仕組んだわけでもなく。一つ一つは別々の無関係な出来事なのに、結果的につながっている。次から次へと『女性の怒り』を招いている現状がまさにそうだ」(ベテラン議員)。これは何も政局に限った「流れ」ではない、絵に描いたような森羅万象に当てはまる因果律、因果応報の「流れ」である。要するに、糊塗、ねつ造ばかりでやるべきことをやっていない結果なのである。