戯れに自分のことをCopilotに尋ねてみた。それなりにまとまってはいたが、何と２０２１年９月２２日逝去となっていた。私はすでに死んだことになっていたのである。それは、私が作・演出した舞台に出演していた者の命日であったが、どこでどう間違えたか知る由もないが、とにもかくにも、私は死んでしまったと思われていたのである。４年近く前にこの世にはいなくなっていたのだということがどことなくおかしくもあった。いつも黒い服で黒塀の前を通っているような人間に見越しの松があろうがなかろうがそれ程の変わりはない。あだな姿のお富さんならともかく、死んだはずだよと改めて誰かに驚かれることもなかろう。
これは、挨拶をすることもなく、生前葬を終えたような人の気分なのかなとも思えた。
今の気持ちはと問われれば、それこそ、どっこいおいらは生きていると言ったところである。あなたもすでに殺されているかもしれない。
2025 6/29