Vengeance is mine . I will repay .saith the Lord.
そう、復讐するのは私ではなく、the Lordである。お前がわざわざ手を下すことはないと言っているのである。それは取りも直さず、天網恢恢疎にして漏らさず、Justice will catch up with you in the end. なのである。それはそのまま、因果応報 what goes around comes around.ということにもなる。なぜこのようなことを書き連ねるかというと、最近、そのような思いが募ることが多く、その結果を見せつけられる機会が頻繁になったことからくるのかもしれない。
以前にも、このサイトで「復讐するは我にあり」というのを遣ったことがあるが、同名の小説、映画とはまったく関係がない。しかし、よくもまあこれだけというほど、理不尽なことが多過ぎるのも実情である。誰でも一度や二度リベンジなどと考えるのもごく自然なことであろう。そして、個のリベンジ(revenge)が容易に個を超えたアベンジ(avenge)となり得るのも現状である。ここまで「悪」が晒されてなお生き延びる「悪」の方便は虚偽の連鎖とその増殖である。それに鉄槌を打ち下ろすのはthe Lordと言う名の個を超えた「もの」のアベンジであろう。それは、everything everywhere all at once .そんな風に起こる。巨視的に見れば、それは歴史の全体化、無化とも言える。
因みに、「七人の侍」でも民衆が支持すれば充分戦えるのである。9人もいれば尚更である。
2024 11/13