98.「野球内閣」、この病的な軽さ・・・

 「野球内閣」とは、これまた恐れ入り谷の鬼子母神である。この軽さ尋常ではない。どれだけ隠すものが多いかがよくわかる。以前からその傾向はあるが、騙す者とは常にこのパターンである。その内に自衛隊のユニホームも野球のユニホームにするのではないかとさえ思える。野球のユニホームを着せられ現地で武器を渡されはじめて戦闘に駆り出されたのだと気づくというバカみたいな話も成り立ち得ると思われるから狂っているのである。「野球内閣」から「戦闘内閣」への移行は容易く、むしろ表裏一体である。この「軽さ」の実態、すなわち恐ろしき「本体」については別の「カテゴリー」でも書いたので省略するが、何を隠すためなのか調べればすぐにわかること。ピンクのユニホームを着せられ海外派兵を海外派遣と勘違いし、行って捕虜になれば「自己責任」、「負けるわけにはいかない」と見捨てられる。

 祖国というもは誰にもあろう。しかし、祖国とは、一片の誠実さもない為政者の集団と、1000人単位で移動する生気のない和服の集団が人工的に作り出すものとはまったく異質なものである。

 

                                 2018 11/9

アーカイブ
TOP