「アベ・マリオ」とは「アヴェ・マリア」の変種ではない。例の閉会式で珍妙ない出立ちで現れた某国の首相である。
この姿を見て、2013年6月にこのカテゴリー「メッセージ(29)」で書いたことを思い出した。
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テンポ ルバートのギニョール
鉛色の空の下
風見鶏は音ばかり
歌のないロンドはマリオネット
テンポ ルバートのギニョールが
無数のマリオネットの糸に群がっている
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「アベ・マリオ」は「アベ・マリオネット」であったにしろ「アヴェ・マリオネット」(マリオネットに幸あり)であったにしても悪い冗談、洒落にもならず限りなくブラックであり、すべてが象徴的である。
「美しいは汚い、 汚いは美しい」、「平和とは戦争のこと、戦争とは平和のこと」・・・
2016 8/28