179.「陰謀論」?ボケた言語使用

 昨今、また財務省陰謀論などという言葉が乱舞して喧しいが、「陰謀論」などという御大層な言葉をつけるから余計に焦点がぼやけ、騒々しさだけが増すのである。人間が存在するところに陰謀はどこでも起こり得ることなのである。

 今回の場合も、財務省陰謀論ではない、財務省のカラクリと言った方がすっきりする。森永卓郎が、今まで国民の多くが知り得なかった財務省のカラクリを明確に具体的に示したということである。それについての国民の反応は極自然で当然の反応でもある。

 陰謀論なる言葉を遣う時は、その概念規定を厳しくするべきである。どういう意味で遣っているのかが不明な場合が多い。それは、陰謀論=DSなる言葉を機を見ては頻繁に遣ったのがトランプだからでもある。何となく大雑把に捉えていると最初は微妙に、次第に大きく違ってくるのである。したがって、どのような意味でどのような遣われ方をしたかが重要で、それによって解釈も違って大きな問題ともなるのである。

            2025 3/19

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