Aso has expressed admiration for the Nazis,describing Adolf Hitler as “having the right motives”
麻生については、すでに英国大手新聞社ガーディアン紙が詳細に伝えている。
「麻生はアドルフ・ヒトラーを『正しい動機を持っている』と評しナチスへの賞賛を表明した。」
「第二次大戦中、麻生家は、炭鉱事業で連合軍捕虜を奴隷として使用していた。」等々、切りもなく指摘されている。その通りであろう。
問題発言をいくら繰り返しても、「麻生節」などと称して、為政者を甘やかし放題の日本メディアとは違い、海外メディアは極めてシビアである。歴史的事実さえも歪め、隠蔽し、都合のいい解釈だけを神がかり的に美しく塗り固めるというお決まりの作業はそろそろ止めないと、自国のためにもならず、発展を妨げる結果となる。「麻生節」などという言葉で事情通のごとくに括り、事の重大性を隠蔽、矮小化しようとする印象操作ばかりが巧みになり、「事」、「もの」の真実に迫ることができなくなってしまっていると言ってもよい。肝心な問題の的を敢えて外し、下種な笑いに興じる、それが粋であるかのような錯覚が風潮化していること自体、自らオワコンであることを表明しているようなものである。
「ヒトラーのように」などという言葉が、したり顔で発せられる意識構造は、やはり反知性というより劣悪としかいいようがない。この程度の者たちが、「愛国ビジネス」の集団を形造り、「愛国心」を連呼する。彼らに追随するものは思考回路の欠落した狂信者、犯罪者だけであろう。
デモクラシーとは全くかけ離れた、クレプトクラシ―、すなわち犯罪者政治は何としても止めなくてはなるまい。彼らの発するどんな言葉も欺瞞で溢れている。彼らの差し出す美辞、警句はすべて空疎である。空疎ではないのは「差別発言」、「弱者切り捨て発言」、「ヘイト発言」など、これはこの党の実態そのものなのである。「政治と金」ではない「自民党と金」、「政治不信」ではない「自民党政治不信」なのである。さりげないボカシにも要注意である。このボカシには日本独特の叙情も入り込んで問題のすり替えにもよく使われる。
因みに、「ヒトラーのように」などというと、三島由紀夫の「わが友ヒトラー」を連想する人もいるかもしれないが、内容のレベルは問題にならない。「内なるヒトラーを殺せ」に拮抗し得る、本質的な内容を持っている。木っ端右翼が利用できる代物ではない。
2024 2/3
※因みに、ブギーマンを地で行くトランプもヒトラーを称賛している。麻生の顔もブギーマン。ブギーマンはやがて潰されるか、葬り去られる。