79.瀟洒な一軒家での餓死

 都市のど真ん中での餓死、それもさもそれらしき所で起こったことではない。知り得る限りのその内情は、夫の死後、妻は月5万円程の年金と残された預

78.死の最初の止まり木

死の最初の止まり木、それは諦観である。諦観の本来の意味でもある、ものごとを明らかにさせるとはまったく逆の「断念」、「望みを捨てる

76.緑道にて

 ー緑道にてー老人の杖がせわしなく風媒花を揺するハーモニカを吹きながら初老の男が通り過ぎるマスクをしたまま 歌いながら歩く往年のソプラノ歌手

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