日本のワクチン接種は、「任意」で「強制」ではない。「任意」ということは、自己責任で副反応(副作用)で死亡、重篤化しても保障はしないということである。実際、明らかにワクチンが原因であろうと思われる数多くの事例があるにも拘らず、基礎疾患等の問題にすり替えられ、その因果関係は明確にされず、保障もされていないのである。
ワクチンは、治療薬でもなく、かかっても重篤化を防ぐ程度のものに過ぎず、他人に移さないということもない。もし、肥満であれば、それも基礎疾患ということで、接種後に重篤化、死亡しても、保障の対象外ということになってしまうのである。「ワクチンは自分のために、仲間のために」というもっともらしいこのコピーは、実質的に「自分のため」にも「仲間のため」にもならないのである。これもまた、発信元の責任回避・転嫁であり、「同調圧力」を高めるだけなのである。実際、「ワクチンを打っていない人は出入り禁止」という職場もあり、職を失った者もいる。そうしたければ、「任意」ではなく、「強制」にして保障もきちんとすべきである。保障もせず「同調圧力」の言い換えでしかない「自助」「共助」で追い込む後進国並みの手法がまかり通っているのである。ホームレスレベルで漸く「公助」か、とても先進国とは思えない。緊急事態の「炊出し」などでも、すべてはボランティア、何かあれば、無償奉仕で成り立っているようなものである。ボランティアとは義勇兵の意味もあるが、それがいつしか滅私奉公に変容すれば、人の善意を食い物にするバケモノの影もリアルなものとなってくる。
どちらにしても、治療薬ができるまでは、各自が検査をして、行動様式を変えるしか手立てはない。
しかし、いつになってもまったく進展していないということを改めて確認するだけである。
2022 4/2