総じて、悪餓鬼が駄々をこねているような「改憲論」である。すべては現憲法のままで対処できるにもかかわらず騒々しいのである。「憲法改正」とは誤りである。決して「改正」ではない。むしろ「改悪」と言った方が適当である。国民に対してどのようなオタメゴカシを言ってみても実質的には国民が今まで持っていた権利さえも奪い去る方向に向かう「全体主義」を基準にした「改『正』」なのである。したがって、「憲法改正」という言葉を何の捉え直しもせず遣う者、組織は極めて危うい。とにかく「彼ら」に憲法をいったんいじらせたらどこまで行くかわからないことを肝に銘じるべきであろう。
2018 1/18